【決定版】Ollamaの導入ガイド:インストールから基本操作、モデルの停止方法まで徹底解説

AI活用

Ollamaとは?ローカル環境でAIを動かすメリット

Ollamaは、Llama 3やMistralといった大規模言語モデル(LLM)を、個人のPC上で手軽に実行するためのオープンソースツールです。複雑な設定なしに、数コマンドで最新のAIモデルを動かせるのが最大の特徴です。

  • プライバシー: データが外部サーバーに送信されないため、安全に利用できます。
  • コスト: 自分のハードウェアを利用するため、API使用料がかかりません。
  • オフライン対応: 一度モデルをダウンロードすれば、インターネット環境なしで動作します。
[Image: Ollamaの仕組みとローカル実行のイメージ図]

1. Ollamaのインストール手順

OSごとの公式インストーラーを使用して導入します。

Windows / macOSの場合

  1. Ollama公式サイトへアクセスします。
  2. 使用しているOSのインストーラーをダウンロードし、実行します。
  3. インストール完了後、メニューバー(Mac)やタスクトレイ(Windows)にOllamaのアイコンが表示されれば成功です。

Linuxの場合

ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。

curl -fsSL https://ollama.com/install.sh | sh

2. モデルの起動と対話(利用方法)

インストールが完了したら、実際にAIモデルをダウンロードして起動してみましょう。ここでは標準的な「Llama 3」を例に解説します。

ターミナル(またはコマンドプロンプト)を起動し、以下のコマンドを入力します。

ollama run llama3

初回実行時はモデルのダウンロードが始まります。完了すると入力待ち状態(>>>)になるので、自由に質問を投げてください。

よく使われるモデル名

モデル名 特徴 実行コマンド
llama3 Metaが開発した高性能モデル ollama run llama3
gemma Google開発の軽量・高精度モデル ollama run gemma
mistral バランスの取れた人気モデル ollama run mistral

3. モデルの停止・終了方法

Ollamaの操作において、対話の終了とサービスの停止は異なります。

対話モードを終了する

チャットを終了するには、以下のいずれかを入力します。

  • /bye と入力してEnter
  • ショートカット Ctrl + D

実行中のモデルを停止(メモリ解放)する

モデルがバックグラウンドでメモリ(VRAM)を専有している場合、以下のコマンドで明示的に停止できます。

ollama stop <モデル名>

Ollamaサービス自体を終了する

  • Windows/Mac: タスクトレイまたはメニューバーのアイコンを右クリックし、「Quit Ollama」を選択します。
  • Linux (systemd): sudo systemctl stop ollama

まとめ:これだけは覚えたい基本コマンド

日常的に使うコマンドをまとめました。これらさえ把握しておけば運用に困ることはありません。

  • ollama list:ダウンロード済みモデルの一覧を表示
  • ollama rm <モデル名>:モデルを削除してディスク容量を空ける
  • ollama pull <モデル名>:実行せずにダウンロードだけ行う